通し屋根三社 伊勢ー白山 道

三社個別 伊勢ー白山 道

ヒモロギのかけ方 伊勢ー白山 道

→■神札の取り扱い方


■詳細は伊勢白ペディアもご参照ください。
「神棚」
「御神札」

【神棚について】

・3枚の神札を横に並べて祭ることができる三社造りで通し屋根の神棚が理想ですが、違い屋根でお祭りしている場合はそのままでもよいです。
・1枚の神札を祭る一社造りの神棚を三つ横に並べてお祭りするのでもよいのです。
・神棚は中の空間が大切です。扉のあるものを選び、いつも閉めておきましょう。

【神札について】

神社によっては、薄紙を外すように書かれている神札もありますが、伊勢白山道では、御札の薄い紙は外さずに、神棚におさめます。

1 ≪神棚に向かって右側は氏神札≫

家から近い神社の中で、好きな神社を自分で選びます。選ぶ基準は、神社の掃除の具合と清潔感です。誰でもわかる、見える基準で選ぶのが正しいのです。宮司がいない神社の神札でもかまいません(無人でも、受けた神札を持ってその神社に参拝することで、氏神との霊線がつながります)。
もし気の合う神社がわからない場合は、地域の一宮神社を祭ればよいです。

枚数は、近隣地域の好きな神社を1つだけ祭ります。
氏神を決められないうちは一宮札1枚にして、近隣に気に入った氏神を見つけたら、氏神神社1枚だけにして、一宮札は、左側の崇敬札の最奥に移動します。

氏神神社で受けた御札と共に、紙垂や他の神名が書かれた札があれば、それらも氏神札と一緒に右側に重ねて入れれば良いです。


2 ≪中央は、伊勢神宮の天照太御神(あまてらすおほみかみ)≫

伊勢神宮まで参拝に行ける人は、内宮の剣祓札(けんばらいふだ)を奥に、伊雑宮の剣祓札を手前に重ねるのが理想です。伊勢まで行けない場合は、地域の神社か一宮で神宮大麻札(じんぐうたいまふだ)を受けて中央に祭ります。


3 ≪神棚に向かって左側は、遠方の自分が好きな神社札≫

できれば四つの白山神社(白山比盗_社、白山中居神社、平泉寺白山神社、長滝白山神社)のうち一つの御札を奥に、伊勢神宮外宮の剣祓札を手前に重ねて祭るのが理想です。

大きくて神棚の中に入らない御札は、外袋のまま左側の外に寝かせて置きます。箱に入ったものはフタを閉めたまま置きます。
御札は、周辺の空気に触れずに閉ざされた空間に収めることが大事で、外袋や箱は神棚の御札を入れる扉付きの空間に該当するからです。

崇敬札は、伊勢神宮や白山神社が遠方でなかなか行けない場合は、御札が無くてもかまいません。郵送の札では無意味ですので、行ける時に入手すればよいです。それまでは左の神棚が空でも問題ありません。

崇敬神社で受けた札と共に紙垂や他のお札がある場合、崇敬札のみを神棚に納めます。紙垂やその他のものは古札入れにお返しします。一緒に神棚に入れてよいのは氏神で受けた場合だけです。


*神札の交換の時期は、氏神の神札は12月の冬至から新年の節分前に、毎年更新するのがよいです。その他は、時期を関係なく1〜2年を目処に更新します。神札は消耗品です。新しいほどよいのです。

*大切なことは、一旦家に置いた神札を神社に返すことです。違う神社の古札入れに返しても大丈夫です。この時、家の霊的垢も神札と共に神様にお返しすることになります。

*寺札は、神札と磁気が異なります。神棚とは別の場所に置きましょう。
靖国神社の札も神棚には合いません。仏壇か、別の場所におきましょう。


【神棚にお供えするもの】

*神棚にお供えするものは、榊と水が重要です。供えられた榊は神界では森となり、水は湖となります。感謝と共に、毎日榊の水を換え、新しい水を捧げる行為が大切です。

*神棚にロウソクは不要です。火災予防のために厳禁です。


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