■すでに位牌や霊璽がある場合
・位牌に「○○家先祖代々の霊位」と書かれていれば、その位牌を使用し、仏壇内で供養すればよい。この場合の位牌は30cm未満でもよい。
仏壇内に寄り代を置く場合は、一番手前下方(線香器に近い位置)に置く。
・位牌に「位」の字がない場合は、「位」まで書いた短冊を別途用意し、それを寄り代として使用。
・「霊璽」となっている場合も、短冊に「霊位」と書いた寄り代を別途作成して使用。
・位牌に戒名や故人名が書かれている場合も、別途、「○○家先祖代々の霊位」の寄り代を作成して使用。
・回出位牌(繰り出し位牌)は、「○○家先祖代々の霊位」と書かれていれば寄り代として使用可。
・プラスチックやガラス製の位牌は機能しないため、別途、寄り代を用意。
・位牌や霊璽とは別に短冊の寄り代を使用する場合、基本的に位牌は不要なので片づけ、故人名は過去帳に記せばよい。位牌を出しておきたい場合は、短冊の寄り代を一番手前(線香器に近い位置)に置き、寄り代の後列に位牌を並べる。
・寄り代が仏壇に入らない場合は、仏壇の前に供養台を設置して供養を行えばよい。