■読者による公害対策(水道水)

●普通のヨウ素(ヨード)で甲状腺を満たした後は、放射性ヨウ素で汚染された水や食品を摂取しても、かなりの部分が体内に取り込まれずに排出される。 「食事」と「外気対策」と「心構え」の徹底で、被害は最小限に抑えられる。
●放射性物資との分離は、沸点100度まで加熱する蒸留が有効。ろ過式には限界がある。

家庭用蒸留水器での放射性物質除去
・早めに運転を停止させる(常温水からスタートなら約5時間、お湯からスタートなら約4時間)。
・蒸留前の水を少し(蒸留水本体の底に2cm程度)残すことにより、蒸留水と残留物濃縮液に分離することが出来る。 そうすることで蒸留水器への残留物の付着も減り、洗浄しやすくなる。
・残留濃縮液を流し台に廃棄。タワシ(金属製以外)で内部を軽くこすり、水ですすぐ(電源部分に水を掛けないように注意)。
・台湾の放射能学者の見解では、「蒸留水器は放射能対策として非常に有効」。
・「環境(コップや空気)による2次被曝」により、完全な放射能除去にはならないが、基準値には近づく。
・「逆浸透膜方式の浄水器」で濾過した水を蒸留すると、更に理想に近付くハズ

自家製蒸留法の工夫
・ヤカンでの煮沸では、蒸留工程がないので放射性物質の分離はされない。
・殺菌の意味はあるので、サッと煮沸し冷ました後、底の残湯の2割ほどを廃棄するのは良い。
・長時間の煮沸は、逆に有害物質が濃縮される可能性があるので注意。
・蒸留水器が無い人のために、水道水を煮沸して出た蒸気を集めて取水する工夫(自家製蒸留装置)を考える。

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