先祖供養の手順
※日々の供養においては、神棚がある場合は神祭りを先にしてから先祖供養の順となります。

あらかじめ短冊と線香立て(香炉)を図例のように配置しておく [正面から見た配置図]

最初に線香3本に火をつけ、上下に軽く振り炎を消す(線香は灯火している)

【1】
3本のうち1本を片方の手に持ち、苗字は言わずに、男性の先祖霊全体に向けて「ご先祖の皆々様方どうぞお召し上がり下さい」と声に出して唱え、 線香器左奥(上から見た配置図1本目の位置)に立てる。
線香を立てたら「生かして頂いてありがとう御座位ます」と発声。

【2】
続けて2本目を片方の手に持ち、女性の先祖霊全体に向けて「ご先祖の皆々様方どうぞお召し上がり下さい」と声に出して唱え、 線香器右奥(配置図の2本目の位置)に立てる。
線香を立てたら「生かして頂いてありがとう御座位ます」と繰り返す

【3】
3本目の線香も片方に持ち替え「その他もろもろの縁ある霊の方々、どうぞお召し上がり下さい」と声に出し、縁ある全ての存在(水子・実家親類や知人など個別の故人霊・生霊・動物・土地の霊などは3本目に入る)へ届くよう思いながら (3本目の位置)に立てる。ただし、存命中の人へは、供養時の3本目ではなく、普段の生活の中で感謝想起するように。
(注)
線香を最初に2本に点火し【1】【2】と行い、その後3本目に点火し【3】を行う順序でも良い。 大切なのは、線香3本を感謝の気持ちで捧げること。

【4】
3本全てを立てたら、手を合わせて「生かして頂いてありがとう御座位ます」と、全体に捧げる気持ちで繰返す。

【5】
手を合わせたまま、全ての霊が根源なる母性に還るイメージで「アマテラスオホミカミ」を2回ずつ心ゆくまで繰返し唱える。
------------------
[5]までの手順を終えれば、線香が灯火中でもその場に居る必要はなく、離れてもよい。
◆供養のあと30分ぐらい経ったら必ず線香の消火を確認する。

携帯版TOPへ